口臭の原因 その2
自分では気が付きにくく、故意ではなく近くに居る人に不愉快な気持ちを抱かせてしまう口臭の原因は大半が口内における病気のためだとの指摘がされています。
虫歯を治療していないことも、口臭が起こる原因になっています。
虫歯を原因とした口臭は、口の中で細菌が増えてしまうことで生じます。
虫歯で穴のあいたところに食べ物カスが入り込んでしまい、そこが細菌の温床となり口臭の原因である臭いが放たれます。
さらに、神経が腐るほどの虫歯の場合、腐敗した臭いが口臭からすることになります。
虫歯があることで口臭が出てしまいますが、虫歯を原因とする口臭ならば治療によって軽減されるので改善させやすいと言えるでしょう。
また、歯垢が落としきれなかったり、舌に舌苔が付いていることも口臭を起こす原因になります。
また、歯周病や歯肉炎などの口腔内の病気も強い口臭の原因の一つに挙げられます。
歯肉炎のせいで歯茎が腫れて、歯周ポケットが深くなるせいで細菌の繁殖しやすい状況になり、そこからガスが発生されるので口臭が始まります。
この状況で治療を行わなかった場合、血や膿がでるという症状へ進み、悪臭となります。
口臭が強い場合は、歯周病が起こっている場合が大半のようです。
口腔内に口臭の原因が存在する時の対策案としては、歯磨きが正しく行えるよう改善することが肝要です。
歯茎との境界部分や歯と歯の間もくまなく磨き、デンタルフロスを使ってみることも口臭防止策としての効果を発揮するでしょう。
自分でオーラルケアをするとともに、数ヶ月おきに歯科医師に診てもらい、口腔内チェックや歯石を取り除くなどをしてもらうと一層万全になります。
