口臭の原因（膿栓）
都市伝説として語られる「臭い玉」に関する話を聞いたことがありますか。
「臭い玉」とは、セキやくしゃみをした拍子に口から飛び出してくる“白い小さな玉”で、やたら悪臭を放つとされています。
かなり前より都市伝説で見かける定番の話しなのですが、実はこの「臭い玉」歯実際に存在して、口臭を発生させる原因の一つになっているのです。
「匂い玉」の正体は「膿栓」と呼ばれる物質で、これは何か不思議な物というわけではなく、人体で形成されるごく一般的な物で、「扁桃栓子」「扁桃結石」とも呼ばれています。
「膿栓」の正体は喉の奥にある小さな穴に溜まったゴミで、“細菌・食べかす・剥離した細胞組織・脂肪”など様々な物が入り混じり玉が形成されているため口臭の原因となるのです。
サイズは直径３～５ｍｍ程のとても小さな物体ではあるのですが、そこから放つ臭いは非常に強烈で、のどにある間は永遠と口臭を放つ原因となります。
予防の方法としては歯磨きなどでは届く場所ではありませんので、殺菌作用がある緑茶でうがいをして汚れや細菌を洗い流すという方法が一番です。
またすでに、のどの奥に「膿栓」らしき白い物体が付いているという方の場合は、歯科医院で取り除いてもらうことが一番確実だといえます。
なお「膿栓」の周囲は柔らかい粘膜がある傷つきやすい場所となっています。
そのため、くれぐれも自身の手で除去しようとは思わないで下さい。下手をすると思わぬ怪我をすることになりかねません。
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