口臭の原因 その5
口臭は、タバコや虫歯、病気などが原因となって起こることは有名です。
しかし、それ以外に食べたものによって口臭が出てしまうこともあるようです。
口臭の原因になってしまう臭いをもつ見本のような食べ物といったら、真っ先にニンニクを考えるでしょう。
それ以外に、ニラやらっきょうなども大変臭いのある食べ物のとして列挙される食品です。
これらに代表される臭いの強い食べものを口にした後はやはり、口臭が心配になることでしょう。
摂取した食品は胃で消化され、腸に流れます。
腸壁から吸収されたものは、血液と合流して体中に運ばれ、肺の部分から呼吸という形で外へ吐き出されます。
大変な臭いを持つ食品はここにくる間も臭いが消えずに、息と一緒に臭いも吐き出されるので口臭と同じように感じるのです。
食べ物が原因で生じる口臭は、口内の不衛生さが原因となっている口臭とは別物で、体内から発生してしまう種類のものなので、歯磨きをしたりガムを食べても言うほど解消しないでしょう。
ですが、病的なものなどではなく、体内で食べものそのものが臭いを発生させているに過ぎないので時間がたてば臭いは消えてなくなります。
食べ物が原因で生じた口臭は時間がたてば薄れると分かっていても、口臭は気がかりですし、早く消えて欲しいと感じるでしょう。
そんな時には、臭いを消す効果が期待できる食品を同じ時に食べれるように考えて食事をするのがおすすめです。
ニンニクの臭いが気になる時は牛乳を一緒に摂取することが良いとされています。
加えて、パセリやマッシュルーム、緑茶なども口臭を少なくする効果があるとされているので、きつい臭いの食べ物を摂る時は組み合わせを考慮して食べることをおすすめします。
